表具師は、和紙や裂地を使って襖・障子・掛軸・屏風・衝立・巻物などの制作や張替、また古い掛軸や屏風・古画書の修復や洗いなどが主な仕事とする職人さんです。最近は、カーペットやクロスの貼りつけのお仕事もされているようですが、和紙を扱うプロといえば表具師というのは、意外に知られていないのは、それだけ現代の住居の中で、和室が少なくなってしまったからでしょう。
アトリエMayでは、表具師さんの匠の技とのコラボにより、また改めて暮らしの中に和紙を取り入れて頂けるような企画・デザインのご提案をしています。
松岡表具店さんは、高槻にある表具店さんで、一級表具技能士の資格を持っておられます。鵜殿のヨシ原のボランティア活動や、ヨシ紙を通じて交流が始まりました。表具という伝統的技術の伝承や地元高槻を盛り上げようと、お母様や弟さんと共に頑張っておられます。私のワガママな無理難題且なデザインの注文に、「面白い!」と取り組んで頂き、作品のレパートリーが広がって来ました。
マンションのリフォームのお仕事で、リビングの壁面に大きな神棚を設置すると違和感がありましたので、
ご提案させて頂いた作品です。
W600㎜×H600㎜×130㎜
笹透かし入りヨシ紙+黒雲華紙・鵜殿の葦使用
屏風の下地をくり抜いており、後ろの明るさで行燈のように見える効果があります。季節や気分によって使い分けし楽しんで頂けます。
片面 W830㎜×H1730㎜×2
表面 広がりをイメージ
裏面 市松模様
※こちらは受注製作品となります。
2種類のヨシ紙を10㎜幅に切って、帯状にして、更に卍柄に網代に編んでいくという かなり細かい細工の屏風です。
職人さんの匠の技が、随所に散りばめられている作品となりました。
片面 W370㎜×H720㎜×2
表面 グリーン市松柄透かし入りヨシ紙・竹簀の目入りヨシ紙
裏面 黒雲華紙
木枠:檜
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2023年3月より、工場にて販売を開始いたしました。
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